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HAZYLABO
埼玉県狭山市新狭山2-8-8 瀬戸ビル1F
西武新宿線 新狭山駅から徒歩1分という好立地に、「Hazy IPA」だけをひたむきに探求する小さな醸造所があります。定年退職を機に一念発起した元音響技術者の東里聡氏が、自ら「実験」と呼ぶ日々の醸造を通じて、まだ誰も知らないHazyの魅力を追い求めています。

音の探求者が見つけた、新たな探求のかたち
東里聡氏がクラフトビールに親しむようになったのは2014年頃のこと。2017年、日本に上陸したばかりの「Hazy IPA」と出会い、大きな衝撃を受けたといいます。当時は国内に情報が少なく、海外の掲示板や論文を毎日読み込みながら、独学で知識を深めていきました。長らく映像業界でMA(音響)ミキサーとして音の調整に携わってきた東里氏は、60歳の定年退職を機に、「自分が飲みたい、おいしいと思うビールを、使いたい素材で造りたい」という一心で醸造免許を取得。音の周波数「Hz(ヘルツ)」とHazyを掛け合わせた店名には、長年の仕事で培われた探求心がそのまま息づいています。
常識にとらわれない、実験と研究の日々
店名には、もうひとつの「遊び心」も込められています。研究室を意味する「Laboratory」の綴りの「O」を、あえて横向きにすることで、「Hazy沼への落とし穴」を表現したのだとか。中国から個人輸入した醸造設備を用い、同じ麦汁を2基のタンクに分けて一要素だけを変えて醸す「スプリットパッチ」という独自の手法で、酵母やホップの違いによる味わいの変化を丁寧に検証しています。フルーツやスパイスに頼らず、モルト・ホップ・酵母だけでトロピカルな香りを引き出す挑戦や、通常は避けられがちな常温熟成をあえて取り入れる姿勢にも、既存の常識にとらわれない探求心が表れています。ロゴやパッケージのデザインは、東里氏のご息女が営むデザイン会社が現在も手掛けており、おつまみの提供や味見を担う奥様のゆうこ氏とともに、ご家族で日々新しいHazyの可能性を模索し続けています。

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