多摩源流の村から、世界へ届ける一杯

FarYeastBrewing

ブルワリー山梨県北都留郡小菅村4341-1

都心から車で約2時間。人口約700人、村の9割以上を森林が占める山梨県小菅村に、世界を見据えたクラフトビール醸造所があります。多摩川源流の澄んだ水と冷涼な気候が育む、個性豊かな一杯をご紹介します。

多摩源流の村から、世界へ届ける一杯

辺境の地から、世界へ届けたいという想いー。

Far Yeast Brewingを率いる山田司朗氏は、もともとIT企業に勤めていた経歴の持ち主です。クラフトビールとの出会いは、2003年から2006年にかけて過ごした欧州留学時代に遡ります。ケンブリッジ大学で学ぶ傍ら、各地の伝統的な醸造所のビールに触れ、その多様さと奥深さに強く惹かれたといいます。さらに、異業種から起業し成功を収めた先人たちの姿にも背中を押され、2011年に会社を設立。

「ビールの長い歴史の中心はいつも欧米であり、日本は登場しない」という悔しさをバネに、日本という辺境の地から面白いビールを発信したいという想いが原点となっています。そして、日本食に合うビールが存在しないという着想を得て生まれたのが、最初のブランド「KAGUA」です。

多摩源流の地で育む、多様性へのこだわり

小菅村を醸造の拠点に選んだ理由は、海外への輸出に適した横浜港へのアクセスの良さと、ヨーロッパの伝統的なマイクロブルワリーが多い地域と似た冷涼な気候にありました。加えて、多摩川源流域の清らかな水が仕込みに適していたことも大きな決め手となっています。2017年に自社醸造所「源流醸造所」を開設し、2020年には本社機能そのものを小菅村へと移転しました。同社が掲げるミッションは「ビールの多様性や豊かさをもう一度取り戻す」こと。工業化によって画一化が進んだビール業界において、個性あるスタイルを追求し続けています。地域との関わりも深く、山梨県産の桃や米、ぶどう、地元農園のホップなど、土地の恵みを生かした商品開発を通じて、地域の魅力を国内外へ発信する取り組みを重ねています。

多摩源流の村から、世界へ届ける一杯

個性が際立つ、多彩なラインナップ

看板ブランド「馨和 KAGUA」は、和のハーブである柚子と山椒を用いた、世界的にも珍しいエールです。「Blanc」はフレッシュな柚子の香りと酵母由来の華やかさが際立ち、爽やかでドライな味わいが特徴。一方「Rouge」はローストした麦芽と山椒をふんだんに使い、バランスの取れた苦みの後にスパイシーな余韻がきりっと引き締まるのが特徴です。飲みやすさを追求したアロマホップ香る「Far Yeast」や、木製の発酵容器と微生物の力で複雑な香りを引き出す「Off Trail」など、スタイルの異なるビールが揃うのも魅力のひとつです。ぜひ一杯、その個性豊かな味わいを確かめてみてください。

ご協力いただいたブルワリー

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    山梨県北都留郡小菅村4341-1

    都心から車で約2時間。人口約700人、村の9割以上を森林が占める山梨県小菅村に、世界を見据えたクラフトビール醸造所があります。多摩川源流の澄んだ水と冷涼な気候が育む、個性豊かな一杯をご紹介します。